断捨離は苦手です。

捨てられないモノもブログなら残しておいていい気がする。

オカンとボクと、時々、オトン

本日から、一人暮らしすることになりました。

話が具体的に動き始めたのは2週間ちょっと前、あれだけ長いこと一人暮らししたいといい続けていたのに、年始の段階では今月末に一人暮らししているとは夢にも思っていませんでした。

きっかけなんて些細なもので、父親と喧嘩したというただそれだけのやつ。「そんなに言うなら一人暮らしするわ、この三連休は内見しに行くからな」「おう、そうしてくれよ」そんな感じで三連休を控えた金曜日の朝に喧嘩して、暇だった三連休をその勢いで内見三昧にし、2件目の仲介業者に紹介してもらった物件にしました。木曜の夜はまだ話すらなかったのに、日曜の夜には物件が決まっていました。緊急事態宣言とはなんだったのか。

石橋を叩いて叩いて永遠に渡ろうとしないタイプなので、人生って勢いだなっていうのがここのところ身に染みて感じられます。一人暮らしする決定的な理由が今までなかったのも家族とそこそこ良好な関係を築けていたからだし(当然実家が関東だからってのは大きいけどね)、5件内見予約をしていたのに2件目の不動産屋で決めてしまったのも、数十件の物件をぶん投げてきて選別を要求し、「もうこれだけ見たらこの予算でこれ以上の物件ってないな」と思わせてくれたからでした。

これだけ急に話が決まってしまったので、母親は割と驚いたようでした。あれはこうするのよ、これはここに注意してね、とかいろいろ教えてくれてありがたいけど、そんなに心配しなくてもなんだかんだやっていけるからね。

一方、喧嘩してから父親とはあまり口をきいていませんでした。この物件に決まりましたと報告しても、物件の情報すらろくに確認せず、はい、わかりました、とそれだけ。父親と喧嘩したから一人暮らしが決まったようなものだけど、そろそろ親離れ子離れの時期だよねってお互いに思っていた、その点では気持ちは同じだったのかも。

そんな父親ですが、やはり引越し当日となると思うことがあるようで、引越しのトラックがくるとそわそわしたり、段ボールが搬出されていくのを動画に撮ったりしていました。引越しが終わって真っ先にLINEをくれたのも父でした。

気張んないでね〜、マイペースで、自分なりに、好きにのんびりやってね

やっぱり親はよく見てますね。特に話題がなければ話さない程度の関係だけど、いやだからこそ、親は子供のことをじっと見ているのかもしれません。 いつもだったら長文でラインしてくるのに今日は短文な母親も含めて、我々らしいなあとしみじみ思った週末でした。

26年とちょっと、ありがとうございました。これからもお世話になります。まあ1時間半で帰れるし、ちょくちょく顔見せに帰るからね。