断捨離は苦手です。

捨てられないモノもブログなら残しておいていい気がする。

BIT VALLEY 2019 に参加しました

ものづくりカンファレンス「BIT VALLEY 2019」に参加してきました。 公式サイトはこちら

今回は、3つの目的意識のもとに参加をしました。

  1. 学生のうちに何をすべきかについて情報収集すること
  2. キャリアプランの観点から、様々な職種の話を聞くこと
  3. 日本でソフトウェア産業に携わるにあたって何を考えるべきなのか情報収集すること

1. 学生のうちに何をすべきか?

結論から言うと、エンジニアならば「遊びとしてのプログラミング」をしておけ、とのことでした。社会人の基礎力は学生のうちに身につくものであり、また、業務でプログラミングしていると、土日までプログラミングしようとはなりにくくなるそうです。お聞きした方は「もっとイラレとか触っておけばよかった」とおっしゃっていました。

「本業と関係ない勉強をしておけ」というのはたびたび言われますね。

2. 様々な職種の話を聞く

今回は「ものづくりカンファレンス」ということで、コテコテのエンジニア論だけでなく、デザイナーやPM/PO向けのセッションが少なくありませんでした。

いくつか感じたことを列挙してみます。

エンジニアとして:やっぱりテックリードの方面は向いてなさそう

企業ブースで「このコードを実行すると何が表示されますか?選んでください」みたいな問題が出されていて、多くのエンジニアが議論を交わしていたようですが、正直そういうことにあまり興味が持てませんでした。読みにくいコードなんだから書いた本人に訂正させろよ、という気持ちになってしまったわけです。

就活時からずっと言ってることですが、正直プログラミングにツールとしての意味合い以上のものを感じることができません。プログラミング自体は好きですけど、それはあくまでも物ができた達成感が好きということです。エンジニアとして働く以上もう少し深いところまで知っておくべきなんでしょうけど、特に今論文ばっかり書いているのでその気が強いのかも。

PMとして:やりたいことをやること

キャリアを意識してPMのセッションを聞きに行った割には、今スタッフ代表として携わっているアカペライベントについての話に置き換えて聞いていました。我々は何がしたいのかはっきりさせ、時にはバチバチしあいながらイベントを作っていくというのは、なかなか稀有な経験をしているのではないかと。もう学生も終わりますが、今の環境を大事にしたいと思いました。(イベントスタッフについてはあまり話をしていないので、何のことやらわからない人も多いと思います。機会があれば記事にしようと思います。)

「ロジカルに詰めていくだけでは差別化のできないプロダクトが出来上がる」というのもなかなか印象的でした。

3. 日本でソフトウェア産業に携わるということ

ソフトウェア産業で海外に後れを取っている日本において、その産業にかかわっていく我々は何を考えていくべきなのか。深圳に行ってからずっと考えていることです。

  • いちプレイヤーとして:「良い子」である必要はない。世間的な評価や常識に埋もれてしまった自らの欲望を掘り返し、やりたいことをやろう。無駄なことをしている時間はない。(圓窓 澤さん)

  • 組織作りをする人として:海外の組織は、合理的な決定をトップダウンで強制的に実行する力が強い。社員はブーブー言いながら、なんだかんだ従っていく。(Google 岩尾さん)

  • 日本人として:新しいテクノロジーが生まれたときに、肯定して乗っかっていくこと。そのための心の余裕を作ること。(亀田さん)

  • 英語が苦手な者として:日々英語に触れること。そのために、得意なことと組み合わせて英語に触れるハードルを下げること。英語が母語でない人と話すことの方が多いので、頑張って話していれば気持ちを分かってくれる。(DeNA 田中さん)

特に英語については、自信をもって使い続けていくことが一番大事なんでしょうね。


文章を推敲しているとどんどんアウトプットのハードルが上がるので、ちょっと乱文ですがこんな感じで。研究の方も忙しいですが、キャリアについても考える時間を取りたいと思います。