断捨離は苦手です。

捨てられないモノもブログなら残しておいていい気がする。

Amazonで、日々をもっと豊かに。

なんかこんな感じのキャッチフレーズありませんでしたっけ。上のは適当な創作です。

Amazonってすごいですよね。Amazonって無論ネット通販のアレです。

 

僕が初めてAmazonを使ったのは浪人生になりたての頃でした。浪人して東大に入った先輩が東大模試の過去問を解きまくったという話をしていて、僕もそれにあやかろうとしたんです。駿台とか河合とかが出してる問題集って本屋には最新のものしか置いてないので、昔のものを入手するにはネット通販に頼るしかありません。そこで見たのがAmazonでした。

「中古品 -- 良い」とか書いてあっても、初めてだとぶっちゃけ信じられませんでした。書き込みがあるものは買いたくなかったし、たった数行しか書かれてないコンディションの説明がそこまでちゃんと書かれているとは思えなかったんです。結局ちょっと高めで、「書き込みありません」と明言されているものを購入しました。

数日後届いた本は、本当に説明のままでした。思ったよりきれいで、当然書き込みもなく、それでいて新品の半額程度だったりします。確かに使用感みたいなのはありますけど、本屋で買った本がバックの中で折れてて泣くこともありません。中古の本ってこんなにいいのかと思った覚えがあります。

 

「買う」ことが「ポチる」とか表現されてしまうこのご時世、人の物欲って減少してるような気がするんですよね。ECの発展だけじゃなくて単純にいろんな技術があがり、競争の中で価格が下がり、例えば「コンピュータがほしいけどとてもとても手が出ない」という時代ではなくなりました。コンピュータも学生が頑張ってバイトすればそこそこのものは買えます。

マーケティングの手法もある程度体系化され、企業は「潜在ニーズを発掘する」段階まで来ました。こんなものが欲しいんだよねとなる前にそういう商品を作らないと生き残れない世界です。かつそれらは割と低価格で実現されてたりします。100均とか割と便利なものが売ってて革命的ですよね。

 

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今一番欲しいものってなんでしょうね。

ある程度物欲は満たされてる気がします。強いて言えば1TBSSDとか、ドローンとか、サイドテーブルとか、まあ欲しいものはありますけど、一番じゃないんだよなあ。

それよりは、スキルや精神的な面で欲しいものの方が多いと思います。イタリアで宗教画を前にして解説できるとか、素朴な絵をかけるとか、カラオケでさらっと上ハモできるとか。あるいはぼーっとできる時間とか、満員電車でもイライラしない心とか、どんな人とでも話が盛り上がるトーク力?とか。これは現代人ゆえというよりは、性格の問題か。

 

あーでも、一番欲しいのはあれだ。くだらないラインを適当に送り合う友人。高校時代とか毎日skypeでしょーもない話をして、リビング直結の自室で笑いをこらえる日々がクソ懐かしい。ひとりの時間は嫌いじゃないですけど、こういうくだらない時間ってプライスレスですよね。ちなみに僕のクレカはVISAです。(聞いてないw)